今昔映画館

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「テルマ」は色々な解釈で遊べる文字通り夢みたいな映画

映画のブログの師匠pu-koさんのブログの記事で「テルマ」というタイトルを見つけた時、そういえばこの映画、HDに録画したままになっているのを思い出しました。超自然ホラーで寝たきりの女の子が超能力を使う映画だとなぜか思い込んでいたのですが、実際に観てみれば、単なるホラーではない、でもかなり変な映画でした。ノルウェーの田舎から出て、オスロの大学に通うテルマ(エイリ・ハーボー)は、信仰深い両親から親離れができ...
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「ヘレディタリー 継承」は評判とおりのマジ怖い映画でした。劇場スルーして正解。

若い頃はホラー映画をよく観ていたのですが、年を取ってからは、あのドッキリショックが苦手になってしまって、ホラー映画を映画館を観ることがなくなってしまいました。でかい音が苦手なんですよ。でも、話題になっていた「ヘレディタリー/継承」が気になって、珍しく家のテレビでの鑑賞となりました。閑静な山の中のお屋敷みたいなグラハム一家のおばあちゃんが亡くなりました。残ったのは母親アニー(トニ・コレット)と父親ス...
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「突破口」は70年代の犯罪アクションでオッサン対決だけど面白い。

ブログの師匠pu-koさんの記事で「突破口」を拝見して、そういえばこれ録画したきりになってたなあってことで、テレビで鑑賞しました。1973年の映画というと、46年前の映画なんですね。でも、このころの映画って、テレビの映画劇場で色々観ているのですが、その中ではなぜか未見のままでした。飛行機の曲乗り芸人だったチャーリー(ウォルター・マッソー)は、転職した農薬散布の仕事でも食い詰めて、女房のナディーン(ジャクリー...
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「美女と液体人間」はほどほどにまとめた娯楽映画として楽しい。こういう映画が作られた時代を懐かしむ感じ。

日本映画専門チャンネルで東宝特撮王国という企画で、毎月2本ずつ、東宝のSF映画を放送しています。HDリマスターということで、かなり画質もよくなっています。できれば、当時のパースペクタ・ステレオフォニック・サウンドを再現して欲しいのですが、これはニーズないだろうなあ。以前のDVDで当時の音を再現したトラックがありましたけど。そんな中で、「美女と液体人間」を久々に観てみました。劇場で観たことがなくてビ...
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「MONSTERS!!! オーケストラ・コンサート」はリーズナブルなお値段でフルオケの映画音楽が聴ける貴重なコンサート

今回は、錦糸町のティアラこうとうにて開催された、映画音楽のコンサート「MONSTERS!!! オーケストラ・コンサート」に行ってきました。奥村伸樹指揮のフィルム・スコア・フィルハーモニック・オーケストラによる演奏でした。このオーケストラはサウンドトラックを演奏するために結成されたアマチュアオーケストラだそうで、今回もかなりボリュームのあるメニューを、2,000円で楽しませてくれる、私のようなサントラファンには、大...
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「イメージズ」はサイコスリラーだけど、精神を病んでるヒロインを短絡的に狂人扱いしてるのが気になって。

今回は、映画ブログの師匠であるpu-koさんのブログで紹介されていた「イメージズ」をDVDでゲットして観ました。双葉十三郎氏の「ぼくの採点表」では、☆☆☆★ というあまり高得点ではありません。本文を読んでも、あまりついていけなかったという感じでして、どんな映画なのか気になりました。1972年の映画ですが、日本では劇場未公開だったようですが、それでも「ぼくの採点表」に載っているということは、試写会は行われたけど、...
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「ファンタジー・フィルム・スペクタキュラー 2017」はジョン・ウィリアムスの渋い楽曲が聴きものです。

今回は映画音楽のコンサート「ファンタジー・フィルム・スペクタキュラー 2017」を錦糸町のティアラこうとう大ホールで聴いてきました。一昨年、三鷹で「ファンタジー・フィルム・スペクタキュラー 2015」を聴いて、選曲がおもしろかったので、今回もそこそこ期待するところありました。小林健太郎指揮のフィルム・シンフォニー・オーケストラによる演奏でした。曲数が多くて、なかなかのボリュームのコンサートでした。...
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「伊福部昭百年紀 VOL5」は怪獣映画ファンにはうれしいコンサートでした。

今回は映画ではなく、映画音楽のコンサートです。渋谷の大和田さくらホールで行われた「伊福部昭百年紀 VOL5」へ行ってきました。「ゴジラ」「座頭市」などの映画音楽で有名な伊福部昭の生誕百年を祝って、昨年から彼の映像作品の音楽をコンサートで演奏するという企画がありまして、そんお第5弾ということになります。私は、この企画のVOL1,3,4を聴きに行ってます。SF、ファンタジー系映画を中心に演奏されるのが楽しく、今回...
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「シンドバッド七回目の航海」はダイナメーションすごい、お姫様かわいい、シンプルでよくできてる。

先日、ブログの師匠pu-koさんの記事から、「妖婆 死棺の呪い」を観て、その素朴な味わいと豊富なイメージと視覚効果ということで、観たくなった映画が「シンドバッド 七回目の航海」でした。学生の頃、リバイバルされていて劇場で観る機会があったのですが、もう詳細は記憶の彼方。ブルーレイが廉価で入手したので、改めての鑑賞となりました。もともとの映画はスタンダードなんですが、このブルーレイはビスタサイズにトリミン...
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「妖婆 死棺の呪い」はドラマチックじゃない民話調の語り口が楽しい素朴な味わい。

今回は、ブログの師匠pu-koさんの紹介記事にあった「妖婆 死棺の呪い」をDVDをゲットして観ました。1967年のソ連の映画なんですが、過去にテレビで放映されたことがあり、キネマ旬報のテレビで公開された映画の紹介記事を読んだことがあって、気になっていました。幼い頃、この話とそっくりな水木しげるのマンガを読んだことがあって、それもこの映画の興味につながっていたのですが、なかなか観る機会がありませんでした。今...
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「戦場からのラブレター」は第一次大戦を生き抜いた女性の実録ドラマとして見応えあり、でも邦題はひどいよね。

今回は、日本では劇場公開されず、DVDスルーになった「戦場からのラブレター」をDVDをゲットしての自宅鑑賞となりました。そもそも、この映画を観ようと思ったきっかけは、ブログの師匠pu-koさんの記事を拝見したからでして、後、主演が旬のアリシア・ヴィキャンデルで、音楽がごひいきのマックス・リヒターで、DVDが1000円だったという3つの理由で食指が動きました。1914年のイギリス、いいところのお嬢さんであるヴェ...
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「ディーモン 悪魔の受精卵」の「神のお告げ」殺人の一つの答えとして面白いスリラー

最近、買った「新世紀SF映画100」という本の中で、「ディーモン・悪魔の受精卵」という映画が紹介されていたのですが、そういえば、この映画のDVDを買ったまま、まだ観てなかったなと気づいて、ようやっとの鑑賞となりました。廉価版のDVDで画質もよくないのですが、製作・脚本・監督がラリー・コーエンというところで食指が動いてゲットしたものです。ニューヨークの白昼、発生した銃乱射事件。貯水塔の上にいる犯人の...
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「未知空間の恐怖 光る眼」は説明しきらない分、観客の想像力に恐怖をかきたてます。

今回はpu-koさんのブログで紹介されていた「未知空間の恐怖 光る眼」をDVDで追っかけ鑑賞しました。ごひいきジョン・カーペンターの「光る眼」のオリジナルなので、興味があったのですが、観るきっかけがなくって、ようやっとの鑑賞となりました。イギリスの片田舎ミドウィッチの村で突然、村人や動物が意識を失って倒れてしまいます。連絡が取れなくなったのを不審に思った軍隊が向かうのですが、ある境界線を越えると意識を...
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「ローラ殺人事件」は殺人ミステリーに恋愛映画としての面白さもあり、小品のようで見ごたえ十分。

部屋を整理していたら、未開封の500円DVDが出てきました。タイトルは「ローラ殺人事件」。監督は「バニーレークは行方不明」のオットー・プレミンジャーではありませんか。これはチェックしなくては。まあ、500円だけあって、画質ははっきり言って悪いです。アカデミー撮影賞を取った映像を堪能するには至りませんでしたけど、これはこれで楽しめました。有名なデザイナーであるローラ・ハント(ジーン・ティアニー)が、金曜日...
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「サスペリアPART2」は映像がきれいなのが好き、殺し方はえげつないけど。

このところダリオ・アルジェント初期作品をビデオで観てきたので、ここで、その集大成と呼ばれる「サスペリアPART2」をBDをゲットして観ました。でも、昔ゲットしたDVDと同じ画質なのでがっかり。この映画は映像の美しさが命なんだよ、金返せー。と、まだ無駄遣いをしてしまいました。ローマでピアニストをしているイギリス人のマーク(デビッド・ヘミングス)は、ある晩、街を歩いていると、酔いつぶれた友人のカルロ(ガブ...
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「4匹の蠅」は、まずミムジー・ファーマーがきれいなサイコスリラー。

録画したままになっていた映画の中から、ダリオ・アルジェント監督の初期スリラー「私は目撃者」と「4匹の蠅」を観ました。どちらも連続殺人事件の謎を追ったものですが、「私は目撃者」はアルジェント自身がボロクソに言ってることから、今回は「4匹の蠅」を取り上げることにします。「私は目撃者」は2時間ドラマレベルの内容で、盲目の元記者と姪っ子の少女が事件に巻き込まれるという面白い趣向があるにもかかわらず、映像的...
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「歓びの毒牙」はダリオ・アルジェントの初監督作として観るとなかなか面白い。

録画してあった映画を整理していたら、ダリオ・アルジェント監督の初期スリラー「歓びの毒牙」が出てきたのでチェックしてみました。アメリカ人作家サム・ダルマス(トニー・ムサンテ)は、恋人ジュリア(スージー・ケンドール)とアメリカへ帰る予定でした。その頃、町では若い女性ばかりが3人連続して殺害される事件が発生していました。ある夜、町を歩いていたサムは、画廊の中で男女がもみ合っているのを目撃し、かけつけるの...
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「トールマン」は幼児失踪の都市伝説を題材にして見応えあり。

夏場といえばホラー映画ということで、以前から気になっていた「トールマン」のBDをゲットしました。予告編や紹介記事ではどういう展開になるのか想像がつかなかったというのと、ジェシカ・ビール主演ということで食指が動きました。シアトルから車で2時間のコールドタウンという寂れた田舎町では、子供の失踪事件が連続して発生していました。町では、子供をさらうトールマンがいるという都市伝説が真しやかに囁かれていました...
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「バニー・レークは行方不明」は当事者不在?のミステリーとしてはかなりの上出来。

今回は、本やネットの噂が気になっていた「バニー・レークは行方不明」のDVDをゲットしました。女の子が行方不明になるんだけど、その先に「ゴーン・ガール」にもつながる展開があるとか、期待するところ結構あったのですが。アメリカからイギリスへ引っ越してきたアン(キャロル・リンレー)は、雑誌記者の兄スティーブン(ケア・デュリア)の上司の家に身を置いた後、アパートに引っ越すことになり、保育園に娘のバニーを預け...
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「フッテージ」は冒頭の猟奇スリラーから意外な展開がトンデモ映画スレスレ。

前から気になっていたホラー映画「フッテージ」のDVDがアマゾンで1000円以下で売られていたので、ゲットしてみました。最近、劇場でのホラー耐性が著しく低下しているのもあって、この映画も劇場スルーしていました。郊外のある家で、5人家族の4人が首吊りによって殺され、1人だけ娘が行方不明になっていました。そんな家にわざわざ引っ越してきたのがノンフィクション作家のエリソン(イーサン・ホーク)。この事件をネタに久...
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「ファンタジー・フィルム・スペクタキュラー 2015」は選曲のよさがうれしいオーケストラコンサートでした。

今回は三鷹市芸術文化センター、風のホールで行われた「ファンタジー・フィルム・スペクタキュラー2015」コンサートに行ってきました。約600席のコンパクトなホールでしたけど、天井の高さがあるので、オーケストラのコンサートにも対応しています。榊真由の指揮で、東京ガーデンオーケストラの演奏で、ファンタジー映画の音楽を聴かせてくれるというコンサートです。このオーケストラは、音楽大学に通う学生さんがメンバーという...
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ゴジラ音楽祭で、映画の音楽生オケ演奏企画がよかったです。

記事にするのが遅くなりましたが、先日2015/1/18、NHKホールで上演されたゴジラコンサートに行ってきました。昭和29年の「ゴジラ」の音楽だけ抜いた版を上映して、そこへ東京フィルハーモニーオーケストラの生音をかぶせるというもの。昨年一度上演されて好評だったものの再演となります。去年の公演にも足を運んだのですが、なかなかに聴きごたえのあるものでした。1時間半強の映画に音楽は40分弱ですから、それほど音楽が鳴...
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「恐怖の火星探検」はB級SFで低予算だけど、お話が面白いから楽しめます。

今回は廉価版DVDでゲットしました「恐怖の火星探検」を観ました。DVDのパッケージに「映画「エイリアン」の原点」ってサブタイトルに書いてあります。まあ、だから観てみようという気になったのですが。火星探検ロケットが火星に着陸後、消息を絶ち救援ロケットが半年後に火星に着いてみれば、生存者カラザース(マーシャル・トンプソン)のみが発見され、彼は他の乗務員を殺した容疑で軍法会議にかけられることになります。...
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「フェイズⅣ 戦慄!昆虫パニック」はマジ怖いSF映画としてオススメ、後味ゾゾゾな映画です。

子供の頃、テレビの深夜映画で観て、よくわけがわからなかった「フェイズⅣ 戦慄!昆虫パニック」が安価なDVDで出ていたのでゲットしました。この邦題はテレビで放映された時と同じでして、今見れば「パニック」はハッタリ邦題でしかないのですが、昔の劇場未公開作品のテレビ放映時にかなりいい加減なタイトルがついていたなあってのを思い出しました。宇宙で発生した異常気象(← 何じゃそりゃ、その字幕は?)のせいで、地球の...
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「他人の顔」は今とは違う価値観で作られた人間の存在を問うドラマかな。

pu-koさんのブログで「他人の顔」の記事を拝見して、そう言えば録画したっきりで観てなかったのを思い出し、古いDVDを探してみたら出てきたので、初めての鑑賞となりました。これは「複製された男」につながるものがあるのかしら。会社重役である主人公(仲代達矢)は工場での事故で顔に大火傷を負ってしまい、顔面包帯ぐるぐる巻きになってしまい、妻(京マチ子)との関係もぎくしゃくしていました。顔がないってことは、自分...
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「女優霊」は怖いし、映画としてもよくできてる佳品、おすすめ。

「呪われたジェシカ」をDVD鑑賞した後、これも観ておこうと思ったのが「女優霊」です。かつて、劇場公開を観に行った時は、映写時ミスされ、さらに映写室に誰もいなかったという散々な鑑賞(今はなき「関内アカデミー2」、今も根に持ってるぞ)だったのですが、その怖さは鳥肌ものだった記憶があります。一度、レンタルビデオで再見したときは、カギとなる昔のフィルムの解像度がよくなくて、あんまり怖くなかったのですが、今...
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「呪われたジェシカ」の怪異は全て幻覚かも、ヒロインメンタル弱いし。

「たたり」「ヘルハウス」とホラー映画の名作をDVD鑑賞して、そういえば、これがまだだったというので「呪われたジェシカ」のDVDをゲットしてしまいました。この映画、その昔、小学生の頃、テレビの深夜映画で観て、怖さに震えたという記憶があります。見直してみて、さすがに、初見のインパクトはありませんが、確かにこれはうまい怖い映画だと再認識しました。精神を病んで入院していたジェシカ(ゾーラ・ランバート)は、...
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「ヘルハウス」は幽霊屋敷ものの面白さでの筆頭です。

この前、DVDで「たたり」を観て、これと同じく今や古典となりつつある「ヘルハウス」をDVDゲットして見直しました。公開当時は「エクソシスト」公開の後、後追いオカルト映画みたいな扱いでの公開でしたけど、これは「エクソシスト」と比較されても困る毛色の違う映画でした。1919年に建てられたその邸では、主人ベラスコが放蕩悪行の限りを尽くし、当のベラスコは邸に招待客27人の死体を残して姿を消していました。それ以来...
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「たたり」は心理スリラーと心霊ホラーの並行2本立ての構成が見事

Jホラーの本を買ったら、そのルーツ的存在として紹介されていたアメリカ映画「たたり」をDVDで観ました。990円という値段はうれしいのですが、画質音質が今一つよくありません。映像的にも見所多い映画だけに廉価版ブルーレイとか出ないかしら。ニューエングランドの片田舎にあるお邸は、90年前、当主の妻がそこへ来る途中に事故死、後妻もその邸で怪死、娘はそこの保育室で一生を過ごし、娘の死後、邸を引き継いだ村娘は首吊...
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「怪獣総進撃」はマジメな作りが今の目では新鮮。でも、子供目線には怪獣大盤振る舞い。

今、日本映画専門チャンネルでゴジラ映画を続々放送中で、懐かしくて何本か観ちゃいました。「キングコング対ゴジラ」は、スペクタクルの面白さが大画面で観るにふさわしい映画になっていましたけど、ゴジラとキングコングのプロレスは着ぐるみの中の人を感じさせるので怪獣っぽさが一歩後退しちゃっていました。「怪獣大戦争」は、ラスト10分までは侵略ものSFになっていて、ゴジラは最後に暴れるだけという感じでした。そして、...
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「ダーク・ハーフ」はサイコスリラー風で怖いところは結構怖い。

pu-koさんのブログの記事で、そういえば「ダーク・ハーフ」はその昔、観ようと思ってそのままになってたのを思い出しました。DVDが高価なので、中古ビデオをアマゾンで1円(送料別)でゲットして、鑑賞することにしました。サッド・ボーモント(ティモシー・ハットン)は子供の頃、すずめの羽音が聞こえる幻聴に悩まされ、目が見えない症状で脳を調べたところ、脳内の双子の片割れが残っていたのでした。その片割れは脳の腫瘍...
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「空気の無くなる日」は今の時代だから見直す価値があるかも。

HDDの整理をしていると、未見の録画を発見することがありますが、そんな中に「空気の無くなる日」という映画がありました。昭和24年の映画だそうで、1時間弱の中篇映画で、劇場公開されたのは昭和29年ということでした。明治42年の北陸のとある村でのお話。当時、ハレー彗星が地球に接近するというニュースが世間をにぎわわせていましたが、その村の小学校の校長が、郡役場で、その彗星が地球に接近する影響で、5月20日の正午か...
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「伊福部昭 生誕100年 メモリアル・コンサート」はオケの音に惚れ惚れ。

今年は作曲家伊福部昭の生誕100周年ということで、彼の作品のコンサートがまとまって行われています。前回は、すみだトリフォニーホールで、彼の映画音楽のサントラにこだわったコンサートに行ってきたのですが、今回は、2014/2/27に行われた横浜みなとみらいホールの「伊福部昭 生誕100年 メモリアル・コンサート」に行って来ました。井上道義指揮の日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で、マリンバのソロで安倍圭子が参加してい...
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「伊福部昭 百年紀 コンサートシリーズ VOL.1」のサントラへのこだわりが新鮮。

2014年は作曲家伊福部昭の生誕100周年ということで、彼に関するイベントがいくつもあるようです。そんな中の一つ、「伊福部昭 百年紀 コンサートシリーズ VOL.1」に行ってきました。2014/2/1/ すみだトリフォニーホール で行われた映画音楽のコンサートです。伊福部昭という人は純音楽の人ですが、それ以外にもバレエ音楽、舞台音楽、映画音楽などを書いています。特に大変たくさんの映画に曲を提供していまして、「ゴジラ」を初...
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「黒猫の怨霊」は結構面白いオムニバス怪奇映画。

今回はたまたまDVDを衝動買いしてしまった、ロジャー・コーマンのアラン・ポーシリーズの一つ「黒猫の怨霊」を観ました。コーマンのAIP時代の作品であり、この作品を日本で買い付けた大蔵映画は、短縮版にして添え物扱いしたそうで、何やらいわく因縁がありそうな映画です。もともと3つのお話をつなげたオムニバス映画で、それがエピソードごとにバラで映画館でかかったらしいのですが、どこまで本当なのかしら。でも、この...
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「ブラッド・クリーク」はホラー、サスペンス、活劇として面白くできた、ワンプレート料理の味わい。

今回は、pu-koさんのブログに紹介記事のあった「ブラッド・クリーク」をDVDでゲットして鑑賞となりました。この映画に興味を持ったのは、ジョエル・シューマカーが監督という一点だけだったのですが、これ面白かったです。意外と面白いというよりは、想定内の面白さということになりましょう。この監督さんは青春ものや、サスペンス、バットマンやオペラ座の怪人まで撮っている職人さんでして、どんな題材でもアベレージ以上の...
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「ビフォア・サンセット」で「ビフォア・ミッドナイト」の予習してみました。

公開中の「ビフォア・ミッドナイト」を観たいと思っているのですが、「恋人までの距離」「ビフォア・サンセット」の続編ということで、多少の予習は必要かなと思っていたのですが、「ビフォア・サンセット」がBSで放映されていたので録画して、予習しようということになりました。9年前にウィーンで出会って、恋に落ちたジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)ですが、お互いに連絡先も交換しないまま別...
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「宇宙大怪獣ドゴラ」はどうしても嫌いになれない、というか、好き。

お正月のメジャーシネコンでやってる映画はどれも興味を引かないもので、家で録画してそのままになっていた「宇宙大怪獣ドゴラ」を観ました。1964年の夏の公開とのことですので、東京オリンピック直前で日本中が盛り上がっていた頃の映画です。外事課の刑事駒井(夏木陽介)は、連続ダイヤ強盗の事件を捜査していました。一方、強盗団は、宝石店のダイヤを強奪中、突然、体が宙に浮き上がり、何者かにダイヤを横取りされちゃいます...
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「世界の終り」は1時間というコンパクトな時間なので、イメージが広がって楽しめたのかな。

体調すぐれず映画館へ行く元気がないなあってときに、ジョン・カーペンターの「世界の終わり」をAMAZONで見つけてゲットしちゃいました。これは、「マスターズ・オブ・ホラー」というケーブルTVの企画で、ホラー映画監督が1時間程度の長さで1エピソードづつ作るというのもの。ダリオ・アルジェントやトビー・フーパー、ジョー・ダンテといったそうそうたる面々が参加し、この「世界の終わり」もそのシリースの1本です。このシ...
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「サブウェイ・パニック」は今観ても十分面白い、オススメの逸品。

映画館に行けてないので、埋もれていたLD(レーザーディスク)の「サブウェイ・パニック」を観ました。でかいディスクで場所も取るし、今のブルーレイはおろかDVDにも届かない画質と音質ですが、それでも当時はVHSのビデオよりは高品質だということで、マニアはビデオよりこっちを買っておおすごいと思っていました。当時の20インチのブラウン管テレビでは、ビデオとLDの差ははっきりと識別できましたから、それで十分と...
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「マウス・オブ・マッドネス」は入れ子構造のホラーで面白い作りで楽しめます

最近、ジョン・カーペンターの「マウス・オブ・マッドネス」のブルーレイが出て、それがそこそこのお値段だったので、ゲットしてみました。1994年の映画で、私はこれ公開当時、劇場で観ています。もう20年近く昔の映画だったんだってところにびっくり。精神病院にかつぎこまれた保険調査員ジョン・トレント(サム・ニール)は、なぜここに連れてこられたかについて語り始めます。有能な保険調査員だったトレントは、ある日、白昼に...
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「地球爆破作戦」の理性的にもたらされる平和の発想が面白い

今回は、DVDで「地球爆破作戦」を観ました。以前から気になっていた映画だったのですが、DVDがアマゾンで1000円をきっていたので、手が出ました。1970年のアメリカ映画でして、今、観ると古さは否めないものの、面白い映画に仕上がっていました。アメリカで極秘開発されていた巨大な防衛コンピュータ、コロッサスがいよいよ本稼動することになりました。大統領(ゴードン・ビンセント)と開発者のフォービン博士(エリック・ブレー...
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「ノーマッズ」はスリラーからホラーへの展開が面白い。差別ネタだけど。

押入れの中を整理していたら、昔買ったLD(レーザーディスク)が何枚も出てきました。その中の1枚で観た当時、印象が強かった「ノーマッズ」を見直してみました。日本ではDVDは未発売ですが、アメリカ版はあるようですから、そのうち発売されるかも。ロザンゼルスの病院、ある夜、急患で運び込まれた男は、大怪我をしていて、フランス語で何かわめいていました。当直の医師アイリーン(レスリー・アン・ダウン)は彼を診察しよ...
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「生れてはみたけれど」は暖かいほのぼの感が現代には新鮮。

今回は、pu-koさんの「大人のための絵本 生れてはみたけれど」の記事を拝見して、そう言えば録画したままになってるなあって気づいて、改めて観て見ました。サイレント映画なのですが、ところどころに昔風の音楽を入れたり、字幕のセリフをナレーションで読んでみたりと、ちょっとばかり趣向を付け加えていました。東京郊外へ引っ越してきた4人家族、小学生の兄弟は腕白盛りで、近所の子供とも折り合いが悪く、そのせいか学校もさ...
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「キル・リスト」は思わせぶりで説明不足だけど結構面白い。

今回は、pu-koさんのブログで紹介されていた「キル・リスト」をDVDで観ました。1500円という値段にどうしようかなあとも思ったのですが、一味違うスリラーということで食指が動きました。ジェイ(ニール・マスケル)はこの八ヶ月間仕事をしてなくて収入がないことを妻のシェル(マイアンナ・バーリング)から責めたてられ、夫婦仲は険悪で幼い息子のサムも両親のことが心配です。ある日、友人のガル(マイケル・スマイリー)と...
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「エクソシスト2」はあの映画の続編と思わなければ意外と楽しめて、発見もあります。

前回、「「エクソシスト」のブルーレイの記事を書いたのですが、続編である「エクソシスト2」のDVDを観ました。まだブルーレイは出ていないようですが、DVDが1000円を切る値段だったので、食指が動きました。この映画、公開当時に映画館で観ているのですが、最初のバージョンが評判悪くて、若干尺が短い再編集版が日本公開されたと聞いています。私の住んでいた地方では当然2本立てで「新・青い体験」というヌードありのち...
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「サイコ」は大技と小技の組み合わせが見事な、結構えげつないスリラー。

「ヒッチコック」の題材になっている「サイコ」を録画しておいたのを観ました。デジタル放送になって、映画は市販のDVDよりもHDDやブルーレイに録画した方が画質がいいんですよね。映画によっては、サラウンドステレオになったりして、DVDの映画が安売りしてるわけだと納得。不動産会社に勤めるマリオン(ジャネット・リー)は会社の金4万ドルを持ち逃げして、恋人のいる町へと車を走らせ、その途中で脇の街道に入ってモー...
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「バトルガンM-16」はトンプソン監督ブロンソン主演の底辺ランクかなあ

DVDで追っかけている晩年のブロンソン映画、今回は「バトルガン-M16」を観ました。「狼よさらば」に始まるデス・ウィッシュ・シリーズの4作目にあたります。かつての必殺自警市民のポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)は今は元の建築家の仕事に戻り、子連れの彼女カレン(ケイ・レンツ)もできて、落ち着いた暮らしをしていました。しかし、の娘 が売人にもらったヘロインで急性中毒を起こして死亡。カージーは、娘...
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「殺人鬼」はブロンソンの刑事ものとしてヒネリの効いたサイコスリラー

チャールズ・ブロンソンの晩年の映画をまた一本、1983年の「殺人鬼」をDVDで鑑賞しました。実も蓋もない放題ですが、これはマイナーメーカーからビデオソフトが発売された時のタイトルで、テレビの日曜映画劇場で公開された時は「真夜中の野獣刑事」のタイトルで、こっちの方が知られているのではないかしら。ある男が映画館に入って女の子二人連れにちょっかいかけます。そして、トイレに入って、窓から抜け出し、公園でカーセ...
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「必殺マグナム」はかっこ悪いブロンソン映画として結構面白い。

古いDVDからさらに、チャールズ・ブロンソンの1986年の「必殺マグナム」をチョイスしました。ビデオ化のためのお披露目公開みたいにちょっとだけ劇場公開されました。ちょっと一捻りした刑事ものの一編です。刑事マーフィ(チャールズ・ブロンソン)はこのところついてません。嫁はよそに男を作って家出、その男の店でストリッパーをしている嫁を見てため息ついてるマーフィ。酒屋で買い物していると、小娘に車を盗まれ、車は大破...
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Yahooブログから引っ越してきました。静岡出身の横浜市民で映画とサントラのファンです。よろしくお願いいたします。

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